ケルンコンサートの音場再現

とあるピアニストのオーディオアルバム(wikipedia:ケルンコンサート)。ご存知だろうか。一言で言う。なんとも言えない感情が伝わってくる。このアルバムは2枚組。私は、パートⅡcがとてつもなく好きだ。

youtube:https://www.youtube.com/watch?v=6_2cbCrTrIM

wikipedia:ケルンコンサート

これを音場再現を限りなくしたいというのが、私の人生の目標でもある。

音楽は音の波でできている。音楽の再現となれば、三つの方法しかない。

  • オーディオで聴く。
  • 本人が楽器を弾く。
  • 自分で楽器を弾く。

私は最後の自分で弾くことを選びました。

音場再現への道

最初は、女の子にモテたいからソロピアノをするという重大の青い発想が起点でした。その後、グランドピアノを買いたい一心で、大学の受験勉強まで始めたのでした。

ピアノに心を寄せ始めたのは、小学校の音楽室。休憩時間に、同級生が弾いているのを見て、羨望のまなざしを向けていたのです。

幼少から電子オルガンしかやってなかった私は、いつか、ソロピアノを弾けたらいいなと思っていました。その日から何年か経った、高校二年か三年の時、車のCMに流れていた曲に、釘付けになってしまいました。Longing love/あこがれという曲です。

これは弾くしかない。

本屋に行くと偶然、楽譜が置いてありました。

独学でこのピアノ曲を練習しました。

練習方法は、独学ですので、レコードから録音したテープを聞きながら、電子オルガンで練習でした。

そして、自宅にピアノが無かった私は、普段は、電子オルガンで練習し、週一回、音楽教室の隅にあるアップライトピアノで練習していました。

電子オルガンの軽い鍵盤と違い、生ピアノと格闘する日々が続きました。

ところが、好きな曲なので、だんだんと弾けるようになったのです。

しかし、楽譜通りに正確に弾いているのに、何かが違う。そう思った頃、いつも弾いているアップライトピアノのある部屋の奥に、グランドピアノがある部屋がありました。

教室のスタッフさんにお願いして、試しに弾いてみると、練習用のテープと同じ音が再現されたのです。

これは凄い。アップライトピアノよりも、グランドピアノが音がいいなと。

余談ですが、ピアノに興味が出る前に、高校の一年の終りくらいに、進路を決めなくてはなりません。

理系と文系。まず、そのどちらを選ぶか。

これには困った。当時、大学に行けるような学力はありませんでした。

また、やりたい仕事を決められるわけでもなく、赤点だらけの成績表を目の前にして消去法で、文系を選ぶしかなかったのです。

高校三年生のなった時に、前述で、グランドピアノの興味が出てきたのですが、曲を弾けば弾く程、

ピアノが欲しくなっていく。それが勉強のきっかけになったのです。

  • 望む職業に就く為に大学に行くのではなく、グランドピアノを買う為に大学に行く。
  • 1.好きな曲を原曲と同じように弾きたい。
  • 2;それにはピアノがいる。
  • 3グランドピアノは高額だ。
  • 4高いからお金がいる。
  • 5お金を稼ぐには給料の多い会社に行く。
  • 6そのような会社に入るには学歴がいる。

という強引な三段論法で、勉強を始めた。後になって、自分にとってピアノとは、再現性の道具であり、ピュアオーディオの延長線上にあるようなものでした。

ところが、ある日ある人にこんなことを言われたのです。

「太田くん、グランドピアノって、大きいから専用の部屋がいるよね。」

この言葉は衝撃でした。というのも私はピアノことはずーっと考えていましたが、部屋のことなんて全く頭になかったのです。奈落の底に落とされたような感覚。一旦諦めて、音楽を聴くために、オーディオをいろいろと買いあさりました。

オーディオの世界は、パーツや周辺機器で音が変わるので、いろいろと情報を集めていました。

あるネットの記事で、

『家電やPCから出る電磁波が、オーディオの信号に悪影響がある。』

という情報を読んで、確かになるほどと思いました。

オーディオは微弱な電気信号なので、PCからは電磁波が出ているのは知っていたので理解は出来ました。

その後、『電磁波が人体にも影響がある。』

ここでも、リアルな音への追求がきっかけで、セラピーの発見に繋がっていくのです。

今後随時、更新していきたいと思います。